年代別最優秀アーティスト! 〜Artist Of The Decade〜

「Artist Of The Decade」は、ビルボードが全米シングルチャートと全米アルバムチャートの10年間のチャート成績に基づき算出した、その年代最も活躍したアーティストです。
事実上、その年代を代表するアーティストといってもいいと思います。
アーティストにとって最高の名誉。

Artist Of The Decade

年代 アーティスト 国籍 収録CD
1950s
(50年代)


Elvis Presley
(エルヴィス・プレスリー)



アメリカ
1960s
(60年代)


The Beatles
(ビートルズ)



イギリス
1970s
(70年代)


Elton John
(エルトン・ジョン)



イギリス
 1980s
(80年代)



Michael Jackson
(マイケル・ジャクソン)



アメリカ
1990s
(90年代)



Mariah Carey
(マライア・キャリー)



アメリカ
2000s
(00年代)


Eminem
(エミネム)



アメリカ


どのアーティストも、地球規模で知名度のあるビッグ・アーティストです。

★50年代を代表するアーティストに選ばれているエルヴィス・プレスリーは、史上最も成功したソロ・アーティストともいわれていて、総セールスはソロ・アーティスト史上最多で、全米No.1ソングの数は男性ソロ・アーティスト史上最多となっています。
亡くなった後も売れ続けていて、死後の印税収入は、歌手の中では世界最多です。

★60年代を代表するアーティストに選ばれているビートルズは、史上最も成功したアーティストといわれていて、全米No.1ソングの数は史上最多の20曲、シングル&アルバムの総セールスはプレスリーと同じくらいといわれています。
ビートルズを嫌いな人っているのでしょうか?っていうくらい、彼らを悪くいう人はいないし、みんなが知ってるアーティストだと思います。

★70年代を代表するアーティストに選ばれたエルトン・ジョンは、70年代以降も、80年代、90年代とヒットを輩出し続ける息の長いアーティストの一人です。
自身最大のヒットを記録した「Candle In The Wind 1997」は世界で約3300万枚を売り上げる空前の大ヒット・シングルとなっています。
ちなみに、70年代はスター不在とかいわれる年代ですが、ビルボードの成績ではエルトン・ジョンなのです。

★80年代を代表するアーティストに選ばれたマイケル・ジャクソンは、アルバム「スリラー」が前代未聞の1億以上のセールスを記録するなど、『キング・オブ・ポップ』といわれています。
キレキレのダンスなど、彼のライヴ・パフォーマンスにファンは熱狂しました。
ソロデビューする前のジャクソン5時代もヒットを飛ばしていて、70年代から人気アーティストでした。
晩年はスキャンダルなどで、絵にかいたようなスーパースターの転落人生を送ることになってしまったのは無念の一言。

★90年代を代表するアーティストに選ばれたマライア・キャリーは、『Artist Of The Decade』に選ばれた史上唯一の女性アーティストです。
彼女の全米No.1ソングの数は18曲で、これはビートルズに次ぐ歴代2位となっていて、エルヴィス・プレスリーやマイケル・ジャクソンより上です。
全米No.1ソングの数で、現実的にビートルズの記録を抜く可能性がある唯一のアーティストかもしれません。
ビルボードチャートはマライアのためにある、といわれるくらい、ビルボードの様々な歴代記録を保持しています。

★00年代を代表するアーティストに選ばれたエミネムは、史上最も成功しているラッパーです。
世界で最も有名なラッパーで、ヒップホップ界の生きる伝説といわれることもあります。
ラッパーは売れないといわれたりもしますが、エミネムは00年代のアルバムセールスが世界1位となっていて、音楽界の常識を壊し、ラッパーが世界の頂点に立つという快挙を記録しています。
ちなみに、00年代も70年代と同じく圧倒的な存在がいなかったため、スター不在の年代といわれることもあります。